IT環境のクールビズ(節電)は可能?
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こんにちは、長谷川です。
初めてのブログ記事になります。これからもどうぞよろしくお願いいたします!!
さて、今年の夏は未曾有の大震災の影響で、「節電対策」が大きな課題として、企業だけでなく個人にも大きな問題とされていますね。
メディアで紹介されている節電方法としては、
・電気をLEDに変える
・公共の場の電気を間引きする
・クーラーの設定温度を28度以下にしない
といった電気の使用量を減らす方向性のものと
・ネクタイをしない
・ポロシャツで出勤OK
・冷たいグッズ(首に巻いたりできるもの)
など、体感温度を下げる方法と大まかに2つありますね。
ところが、IT環境についての節電についてのニュースは、これらのニュースに比べると見かける機会が少なく感じるかもしれません。
なぜでしょうか?
IT機器は、そのほとんどが電気を使うものばかりです。身近なパソコンやプリンターなどの機器から、ホームページを運用するために必要なデータセンターなど、サーバーがたくさん管理されている場所では、節電は行われていないのでしょうか?
いえいえ、実は、そんなことはないのです。
しっかり、クールビズ(節電)されていますし、する方法もあるのです。
データセンターなどの節電方法は、直接、私たちにできることはあまりありませんので、身近なIT機器でできるクールビズ(節電)方法について、いくつかご紹介したいと思います。
1)デスクトップPCのディスプレイの主電源を切る
デスクトップPCのディスプレイの主電源を会社からの帰宅の際に切っている人、節電を心がけていらっしゃいますね! ですが、意外と忘れられやすいのも事実です。なぜなら、パソコンの電源をOFFにすると、ディスプレイの電源も切れたように見えるからです。
しかし主電源は手動でOFFにしない限り、微量ではありますが待機電力がかかります。きちんと主電源もOFFにして、帰りましょう!
2)ディスプレイの明るさを、ちょっと暗くしてみる
この設定については、目にしたことがある人も多いかもしれませんね。ディスプレイには、明るさの設定を変更できる機能が付いています。当然、明るさ100%の設定になっていれば、電力も100%使われています。それを、80%の設定に変更すれば......電力が20%減るかどうかは正直微妙ですが、少しの節電効果があることは確実です。
あまり暗くしすぎると、目に悪い(文字などが読みづらくなるため)という話もありますので、自分のできる範囲で行ってみてはいかがでしょうか。
3)共有プリンターの電源管理を行う
これは機種によって機能に差がありますので、対応できる場合のみ行っていただけるとよいと思いますが、使わない時間が長い時には「スリープ」状態になるような設定をしてみましょう。それにより、こちらも待機電力を抑えることができます。
4)殆ど使わないIT機器は、電源をOFFにしてしまう
たまに使うという理由で、電源を入れっぱなしの機器ありませんか? インクジェットプリンタやスキャナ、パソコンのスピーカーなどなど。足元の電源タップからたどっていったら「何だこれ??」というもので電気を使っているかもしれません。ぜひ、チェックしてみてください。
5)パソコンやサーバーなどのほこりを取ってきれいにする
ほこりがたまると、熱がこもりやすくなります。そして熱がこもると、ファンを回して熱を放出しようとします。当然、ファンが回り続ければそれだけ電気を使います。それだけじゃなく、精密機器にほこりは大敵です。故障の原因にもなり得ます。節電とメンテナンスを兼ねて、きれいに掃除してみてください。
以上、簡単にできるものを5つ挙げてみました。
<1分間IT活用法>
1つ1つは小さな節電ですが、塵も積もれば......です。
まだまだ残暑も続きます。IT機器もクールビズして、節電への協力、一緒に進めていきましょう!
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