地上波チャネル増加と面白い番組
完全地デジ化を本年に控え、地デジ対応も進んでいるようです。エコポイントの影響もあって地デジ対応テレビの普及も進んでいるようですし、エコポイントが終了して家電の売れ行きが低下したら、また価格低下や普及のための新モデルなどが追加され、通常でも買いやすい状況に変化していくでしょうから、総務省の大がかりな取り組みも終わりよければすべてよしとなるでしょうか。
さて、最近地デジ化の影響もあるのか、視聴できるテレビチャネルが増えて来ていますね。昔からのキー局、さらにTV神奈川あたりのローカル局など、いくつかの局に限られていましたが、その他にも数局映るようになっています。受信環境の違い等にもよるのかもしれませんが、ケーブルテレビ系のところの番組も幾つか見れて、どれが何なのかよくわからない状況です。
但し内容がお粗末ですね。MXあたりでは結構スポンサーがついているのか、番組も独自にいろいろと作成して東京ローカルっぽいものもあり、たまに見ています。しかしその他のところではう~んとなってしまうような内容がいくつも。中央区区域で見ることのできる番組は、名所の風景をずっと繰り返し流したり、ゆりかもめの車内からえんえんと沿線の景色を映したものを繰り返し流したりしていてBGMと同じ画像が繰り返されるホテルの空きチャネルのような感じです。また、失笑したのは区内(だと思う)小学校の1年生が一人一人将来の夢を一言ずつ話す、という番組をやっていました。その他の時間はほぼインフォマーシャル系のようなので、何のためのチャンネルなのかよくわかりません。長い時間放送し続けること自体が無駄のような気もします。
さて、そんな新興チャネルで面白いと感じたのは、MXで日曜(だったか土曜だったか)の早朝にやっているCM INDEXと言う番組です。5時台か6時台なので知らない人も多いと思いますが、最新CM、注目CM、CMの好感度調査などを毎週まとめて放送しています。CMの番組なので、スポンサーが無いはず(そもそもどこが番組CMでどこが番組の中で扱ってるCMなのか区別がつきにくいと思いますので)ですが、結構知らないCMやシリーズものをきちんとまとめて放映して解説したりして勉強になります。
消費財関係のマーケティングは疎いのですが、それなりに反面教師的部分を含め認知や訴求方法に関して考えさせられる内容です。見ることができる方は一度ごらんいただければと思います。