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戦略、プロモ、広報など実務から見たマーケティングをお話します

雑学を支える専門家達

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活字中毒でかつ乱読なのは、雑学を蓄えることが好きだからかもしれません。人類学、政治、経済学、ジャンルに関わらず、とにかく何でも目に留まるキーワードがあれば本を購入してしまいます。

しかし、よく考えると単一のジャンル(というか対象)でよく一冊の本が書けるものだと関心させられるものが多く有ります。筆者は長い時間をかけて、研究や調査を重ねた結果の集大成なのでしょうね。

以前に購入した本の主題は「ウナギ」。ウナギに関してスペイン在住のアメリカ人ジャーナリスト、リチャード・シュバイドさんが書かれた本です。この方のプロファイルが面白く、他の著書には「ゴキブリたちの優雅でひそやかな生活」や「ナマズとデルタ」といったものがあるそうです。ジャーナリストとして、ある生物を対象にとことんその周囲のことも含めて書かれているのが特徴のようです。

この本も、ウナギの生体から、ウナギに関するビジネス、各国ウナギ食文化まで幅広く調査した結果を記述してあります。ウナギ道も置くが深いです(ちなみに帯には「鰻大好き日本人、必読の一冊だ」と載っています)。

プロジェクトやお仕事に余裕があるときに、ちょっと生き抜きにと思ったら、結構はまりました。

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