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ブログを面白く感じる人は、ベストセラーを読まない

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ブログを面白く感じる人は、ベストセラーを読まないのかも知れません。

ブログを読むのは、ブログを書いてる人たちだけ?(それでいいじゃん)

今、ブログって面白いと感じている人は、最初は大変だったけど、お気に入りを探す旅を続けているうちに、旅慣れるというか、ネットリテラシーというものが磨かれてくる。加速度的にお気に入りコンテンツを見つけるスピードも量も増えてくる。何百万とか何千万とかある中から見つけてくるんだから超能力にも近い、というか、ほとんど運。まあ、お気に入りが増えすぎて、今度はそれを絞るのに苦労したりもするわけだけれど。。。でも、探すことは全く苦労じゃないんだよね。とくにサーチ&メールマニアの僕にとってはむしろ無上の楽しみ。「おー、こんなこと書いてるブログがあるよ!RSSチェック、そそくさそそくさ」みたいな感じで、見つけたときの喜びが大きいから、もうやめられない、止まらない。
大型書店や図書館で、お気に入りの本と出会う感覚に似たものがあります。探しているうちにリテラシーも磨かれていくと思います。
ネットやブログ、CGMの面白さにはまる人と、そうでない人の違いってなんだろう、と。やはり情報ってものに対する価値観の違いとしか言い様がないんだよなあ。自分の好きな本を読みたい人と、ベストセラーを読んでいればいい人。何か面白いものを見つけたら、書かずにはいられない人と、別にどうでもいい人。自分の目で、耳で、情報を確かめたい人と、7時のNHKニュースを見ればいい人。
マスメディアからの一方通行的な情報を欲しがるのではなく、自分自身も何らかの参加を求める人が、CGMの面白さを余計に感じるのだと思います。
ネットやブログ、CGMコンテンツに面白さを感じるなら、もっともっと追求すれば良い。長い目で見たらネットなんてまだまだスタートアップ時期なんだから,とことん突き詰める人がたくさん必要。飽きるまで、やればいいし、感じなくなったらやめればいいし、まあ、それだけのこと。無性に西に行きたい人がゴーウェストしてゴールドラッシュ、オイルラッシュを創り出せばよいのです。関心の無い人に無理にやれといったって、それは自然じゃない。
突き詰める人が増えれば増えるほど、ブログの世界も変わっていくと思います。ゴールドラッシュが起こっているとすると、リーバイスのようなビジネスが発生していくのだと思います。
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