インベーダーは、イノベーションの象徴だ
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スペースインベーダーの圧倒的な影響力がリバイバルするか、注目です。
「インベーダー」30周年で大人を再侵略 タイトーブランド一新
タイトーは3月7日、4月からのブランド戦略の基軸に「スペースインベーダー」をすえると発表した。30周年を迎えるインベーダーをブランドキャラクターに採用し、“インベーダー世代”の親子に訴求。赤いインベーダーのロゴをゲームセンターの看板などにあしらい、コーポレートカラーも青から赤に変更する。まさしく30年=1世代、スペースインベーダーの全盛期を知る人が子供を持つ親の世代になっています。モノクロ画面の白い(青い)インベーダーが赤に衣替えしてリバイバルです。
ゲームセンターへの「満足度」をボタンを押して投票してもらう専用筐体も導入する。「お客様にゲームセンターを育ててほしい」ユーザ参加型というWeb2.0の思想が、ゲームセンターに導入されていく感じです。
ゲームはカニバらない(食い合わない)と思っている。某社の方が、『Wiiによってゲームセンターに来る人が減った』とコメントしていたが、生活シーンによって選ばれるハードやコンテンツは変わる。プラットフォームが多様化し、家の中、移動中、外出先それぞれに合ったものを提供できるマルチプラットフォーム展開に関して、明確な戦略が語られています。
「インベーダーはイノベーションの象徴だ」と和田社長は言う。「大ヒットした初のゲームで、ゲームの世界にキャラクターが入ったのも初めて。テレビCMする予算もゲーム雑誌もなかったが、ラジオの深夜放送から口コミで広がった。喫茶店にも筐体があり、ゲームセンターに来ない人も巻き込んだ。既成概念に縛られない、自由な発想で作られている」「インベーダーはイノベーションの象徴だ」というのは、名言だと思いました。ラジオの深夜放送から口コミで広まったことは、現在のネットでも通用することですし、筐体のある喫茶店というオフラインの場が有効に機能したことは、現在にも通用する成功のヒントがあるような気がしました。
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