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RSSリーダーがフツーの人に普及しなかった訳

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便利だから必ず普及するって訳じゃないですよね。

RSSリーダーがフツーの人に普及しなかった訳

確かに理論的に「便利」なものってたくさんあると思う。ソーシャルブックマークだってそう。でもフツーの人たち向けのサービスを作るなら、理論より感情を優先させるべきらしい
サービスの利用は合理性ではなく、感性に基づいています。
確かに便利なんだけど、フツーの人は興味示さないですよ。そこまで情報に餓えてないし、Yahooのトピックスで十分っぽい
情報に関して飢餓感がなければ、より良い情報を得られるツールへのニーズはあまりない、ということになります。
フツーの人の気持ち・感情を理解するのは、ネットにどっぷりはまってる人ほど難しそう今までならともかく、これからは「技術者が作るサービス」はますますエンドユーザーから遠く離れたものになるかもしれない。そんな予感がする。
「あれば便利!」よりも、「ないと不便?」という着眼点が重要だと思います。新しいサービスは、現状に対する不平・不満から出てくることが多いと思います。現状に飢餓感がなければ、便利なものが出てきても反応しません。それは、サービス提供側の単なる自己満足だけだということになります。
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