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ベンチャー企業の成長について、現場で思うこと

普段やっていることをやめてみる

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本当に必要なのかどうかを確認するには、普段やっていることを思い切って1週間やめてみることがとても役に立つ。禁煙するテクニックと似ている気もする。

例えば、携帯電話に出ない。かけて頂いた方には幾分失礼な気もするが、本当に緊急なことは留守電が残っていたり、他の連絡手段でアクセスしてくる。目の前の相手をさしおいて、携帯に出るマナーは、個人の嗜好としてあまり好きではない。実際に出ないことを続けても、ほとんど不都合は生じない。1ヶ月続けていると、かけてくる人もいなくなる。

電卓を使わない。なるべく暗算で済ますことにしているし、表計算はexcelに計算してもらう。暗算能力を高めるために、道路を走って車のナンバーの2ケタ同士の掛け算をやってみる。1159というナンバーだったら、11*59は?、という感じである。590+59=649という計算を頭の中で行う。

TVを見ない。TVで得られる情報は、時間の割に少ない。実際に見なくても、不自由はないし、せいぜい朝のニュースをBGM代わりに流しているくらいである。

他にもいろいろとチャンレンジしているが、使わない場合のデメリットを埋め合わせる方法を考えるのも楽しい作業である。新聞を読んでいないと情報通でないという評価も受けるが、それはそれで受け流しておけばいいと思う。他人の評価をあまり気にしないためにも、惰性で続けていることが少しでも減ることが重要だと思っている。

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