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ベンチャー企業の成長について、現場で思うこと

イノベーションの現場

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少し以前の記事ですが、「イノベーションの現場から」という連載がスタートしています。
DeNAが語るイノベーションの“DNA”

大黒柱となる人間を、敢えてチームから外す。するとチームのメンバーから猛反発が起きる。大黒柱が抜けたチームは、混乱する。当然、事業にも影響が出る。しかししばらくすると、優秀でカリスマでナンバーワンだった人がいなくなったチームのメンバーが、動き始める。
NHKでも語られていた経営手法ですね。意識的に実行するのは、本当に英断ですが、新しい事業を立ち上げていくにはエースの投入が欠かせませんし、ある程度立ち上がった事業は大黒柱を抜くことでさらに強化されていきます。禍転じて福となす、ということになります。
注意する場合にも「前科者だねー」という風に、あくまでも明るく。減点主義は絶対にしない。「イノベーションは明るくないとね」という南場社長の言葉が印象的だった。
減点主義にしないことは、言うは易く行うは難しです。わからない世界でチャレンジするには、楽天的な考えが欠かせません。
イノベーションには2つの種類の生まれ方があると考えている。1つは死ぬ気で寝ないで考え抜いて出てくるアイデア。もう1つは、犬も歩けば棒に当たるという気持ちで始めたプロジェクトが大ヒットするケースだ。
特に後者においては、リスクを管理することが重要になります。最大限のリスクが読めていれば、思い切ったチャレンジが可能になります。
社内の物理的なコミュニケーションスペースとして用意されているのは現時点ではタバコ部屋くらいだが、「ランチを取れる場所などがあれば効果はあると思う」と南場社長は話す。次にオフィスの引越しの機会があれば、社内のコミュニケーションスペースも工夫していきたいと考えている。
楽天タワーやGoogleの社員食堂は有名ですが、コミュニケーションスペースへの注目度は、今後さらに高まっていくと思います。
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