やった事がないことを「できる」と言い切る人間は成長する
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株式会社パイプドビッツの社長である佐谷さんのインタビューは、とても刺激的な内容でした。
インターネットのすごさはデータベースのすごさにあって、この業界でビジネスをする以上、データベースは避けて通れないなと。つながっていることよりもデータベースのすごさに着目したのは慧眼だと思います。情報産業と呼ばれる所以でもあります。
世の中の事象の中には、正しい答えなんてないものばかりです。自分で答えを作る、答えを設計する、それからこの辺でいいかなというゴールイメージも自分で設定するわけです。締め切りが来た時点での到達点が評価される世界です。力があってもなくても、締め切りの時に出した答えが評価されます。どれだけ努力したかどうかは評価の対象になりません。正しい答えを探すことや、締め切りのない仕事の価値のなさが的確に表現されていると思います。どれだけ努力したかどうかや力のあるなしを評価しがちですが、あまり意味のないことでもあります。
好きでやっている人は、労を惜しまないから強いです。どちらかというと、一生懸命やっているうちに好きになっていくというケースの方が多いのではないでしょうか。いずれにせよ、最初からお金のことばかり考えてやるようになったら、労を惜しまずに取り組むのが難しくなっていくように思います。仕事を楽しむことの強みが、きちんと表現されています。労を惜しんでいるようでは、卓越した成果はあげられない、と思います。
任せてもらうためには確たる自信がなくても、リスクをとって「できる」って言わなければなりません。これを言って、実際にやりきった人が伸びるんですよ。リスクを取らないとチャレンジになりません。そしてチャレンジしないと成長しません。成長しないと面白くありません。リスクを取り、チャレンジすることの楽しさが的確に表現されています。やった事がないことを「できる」って言えるのは、本当に重要だと思います。
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