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ベンチャー企業の成長について、現場で思うこと

いい会社とは

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ブログ神と呼ばれた平田さんのインタビュー記事は、毎回楽しみにしています。
news2u平田氏「日本にブログサービスを普及させる日々」

「CTOの決定とは、例えば、システムの投資計画立案の際、「何があればできるかを技術的に考える」だけではなく、「今年の会社目標がこれくらいだからまずこの範囲は必要。来年再来年の目標からすると、これくらいの拡張性の用意が必要。よって今年は何をどれくらい購入するか」と決定するということです。これに、期限や、予算などの観点も入ります。」
CTOと言うと、技術力に注目が集まりますが、経営という視点で、技術を社会的に評価することが重要だと思います。

「最初はハイリスクハイリターンすぎるので、とんでもない人たち、その後すごい勢いで、ローリスクローリターンな人たちが集まってくる。」
創業期と安定期では、働く人の志向が違うのは、経験してみないと分からないことです。

「僕なりの判断基準でいうなら、よい会社とは、働いている人が気持ちよくて、雰囲気のよい会社です。雰囲気のよい会社で、気持ちのよい人たちと楽しく働いたらきっと儲かるはず・・・なんですけどね。世の中そんなに簡単じゃないでしょうけど。」
世の中そんなに簡単ではないでしょうが、理想とするところを目指していれば、後悔はないような気がします。成功するために何かを諦める、というのは、本末顛倒な気もします。

全体的に、自然体で力が入っていないところが、とてもいいと思いました。

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