ホンモノの「グラウンド・ゼロ」に、素直に感涙。
NYC滞在の最終日、営業先がフィナンシャルセンター(9.11で建て直しになったビル)だったため、ある意味念願でもあった、
ホンモノの「グラウンド・ゼロ」
生でみました。
感涙です。ほんとにウルウルしました。
まだ・・・
まだ、
「悲惨な事故により倒壊した悲しみ」と
「徐々に立ち直ろうと復興に向けた意志」の混ざった空気が、
あまりにも鮮明に残っています。
英語圏だけど、言語じゃない、雰囲気が、自分でもわかる。
一緒に同行した現地の仲間が、近くはないが親戚ではある人を9.11で亡くしたといってました。
もし普通に日本で高層ビルを建てようとしたら、あっという間に建ってしまうだろうな、というのとついつい比較したら・・・こんなにのんびり復興してるのは何故?
だって、まだたくさんの犠牲者が眠っている場所ですもんね。
そんな場所をいそいそと掘り起こしたり、さっさと地固めするなんて、そんな気持ちにならないだろうなあ。
・・・当時、ちょうど転職を決意していた頃だったんですよね。
だから通常よりちょっぴり早く帰れたんで、夜自宅に帰ってぱっとTVをつけたら、たぶんNEWS23か報道ステーションとかですけど、海外のNEWSで炎上するビルの映像が映し出されていて、最初は(何かの映画か)と勘違いしていたら、そのビルにさらにもう1機が激突・・・(これはもしかしてライブ?)と思って、現実に引き戻されているうちに、ビルがなんと崩壊・・・・
意外と普段は衝撃的、過激なSCENEに動揺しない性格だと思っていましたが、こればっかりは、さすがに・・・
そりゃあそうだ、と持論に納得しながら、客先への移動中ではあるけど、(予想以上にすっごい広い敷地なんで数分間周囲を歩くので)じっと眺めながら歩いていたら・・・
ホントにウルウルします。
そこから立ち去ったあとも・・・数時間、切ない気持ちが続いていました。
あらためて、
心から、御悔やみ申し上げます。拝