不景気も考えようによってはそう悪くない(笑)
久しぶりに感情的なエントリを前回書いてしまった(反省)・・・
でも、考えようによっては悪いことばかりでもないんですよね
確かにクライアントは数も案件も減ったし、提案機会もかなり減った。
でも、減ったといってもゼロじゃないし、減った中での提案機会は逆に言えば「こんな時勢でもやらねばならない案件」だから、かえって質のいいプロジェクトだったりします。
また、不景気は安価以上に効率も求めるときがあります。
よって、
コンペの総数が減り、3社以上のコンペも減ったし、一騎打ちも多いし、統計学的に言えば、かえって勝率がいい。
少数との競争なら、負け戦を最初から放棄してしまえば、基本的に(全勝はないにしても)連戦連勝も夢じゃない。
案件がとれたあとも、
しつこい交渉や承認プロセスが面倒だから省略されてさっさとプライスやその他条件が決まったりすることもある。こんなことは逆に去年までは一切なかった。そのくらい違いがある。
もっとも、お題目は本当に常にシビアになってしまったし、成果物が結構に良い出来じゃないとその後が続かない。
でも考え方次第では、「ちゃんと結果を出せば自動的についてくる」わけで、毎回毎回時間をかけて他者と競争させられる必要もなく、「ここまでありがとう。今後もよろしく」で自動的に続くかのような流れは悪くない。
高いクオリティと納期厳守を言われるのだって、かえってメンバーも顔が引き締まり「キビチー」とはいうものの(爆)、いつも真面目にやってくれるからわたしの立場的にはむしろ安心感も増したかも。
手抜くとあっという間にダメ出しされるからかえって気が抜けないわけですね。
私も気合いが持続するし、仲間も同じではなかろうか・・・そう思うと、かえってこんなときに自分の実力が正当公平に試されている気がして・・・
だからみんな、がんばりましょう。
嘆くのは簡単ですが、それが何かの足しになるとしても効力は一瞬だと思います。いつかも書いたけど、こんな時代だからこそみんな頑張っていることはわかっていてくれるもの。だからそこを相対的に自分の幸福度・不幸度合をはかったりしないで、ひたすら前に進んでいけば、ラッキーなんて期待しなければ、ちゃんと結果も出ますよ。きっと・・・
それで本当にたまたまラッキーが巡ってきたら万歳三唱すればいいのです(笑)