「まずはアンタが信用できるかどうかなんだヨ。」 ~著書の効果
著書「SEからコンサルタントになる方法」を出して約1年くらいになります。
通常セールスキットというと、基本は、
会社案内
事業・サービス説明書
主要業績・事例紹介
季刊誌
財務諸表・アニュアルレポート
が一般的ですが、
これからはさらに厳しくなると思われますが、
「・・・その会社の前に、アンタ、ほんとに信用できんの?!」
という審査をクリアするのがとても重要になってくると考えています。
今年今月からは、いわゆる既存顧客においても、
「今度の仕事内容は、今までにように、本当に大丈夫ですか?」
「主役(専従者)は誰でしょうか。貴方が監督するとはいえ、本当に大丈夫でしょうか?」
そういう雰囲気がとても強くなりました。
確実に目的を達成、満足を得られないと、受注発注にかかわる両者の取引責任・管理責任が厳しく問われることになるからです。
それでも、著書をファーストミーティングで献本したりすると、(若干本質的じゃない要素は感じつつも)私個人を強く信用していただける助けにはなります。
特に、久しぶりにお会いするお客様、またお互い責任が昔より重くなった、みたいな感覚でお話をする際には、なんとなくですが「彼も本を出すくらいには世間認知されるようになったんだ。なかなかマトモになったじゃないか」みたいな顔で見てくださる気がします(苦笑)。
もちろん著書自体は、SEの方々にコンサルタントの世界と要件を知っていただき、転身・転職への啓発とそのプロセスやテクニックを解説したり、あるいはその世界を知っていただいたうえで、SEの世界をもっともっと好きになっていただき、お互いIT業界の中でより魅力的なマーケットへ醸成させていくよう、士気や覇気を高めていきたい、と思って書いたものです。
そのような効果の助けに少しでもなれば、著者として誠に光栄です。
これからも、少しでも業界に貢献していきたいと、襟を正し直す今日この頃です・・・