リスケのリスケ・・・?
毎営業日、自分がクリエイティブに手を動かしてかちゃかちゃ何か資料なり成果を創出する時間は、大体平均たった45分くらいしかありません。ついに1時間きりました(涙)。
それ以外は全部、打ち合わせ等の「外回り」や内部「ミーティング」です。誰かと話をしているわけです。
仕事は楽しんでやるようにしていますが、仕事そのものは、自分が得る糧(ビジネスとしての教訓、および報酬)に比例して、当然酷で辛いものだと、割りきってもいます。
だから、忙しいことに不満はないし、かといって過労で死にたくもありませんから、自分自身を冷静に客観的マネジメントすることに徹し、無理があればリスケしたり、優先順位調整や完成レベルを変更したりします。
何より、ミーティングイベントはとにかく果てしなく大量で、基本的にさばききれない気がしており、よって、「少しでも効率的に」「少しでもたくさんさばく」ことに徹しています。
そのような多忙の中、突然の他者都合の優先順位により割り込みが起点で、既存予定をリスケすることはままあるのですが、時折「リスケのリスケ」なんてことも起きます。
基本的には、一度変更してもらった日程を、「またこちらの都合で」リスケするわけで、不義理非礼極まりないこと、当然平謝りです。
礼節は尽くしますので、大抵「・・・わかりました。しょうがないでしょう。気にしないでください」と言ってはもらえますが、中には「お忙しいところ打ち合わせを気軽にお願いしてしまってこちらこそすみません」と、なかば皮肉も言われることにもなり、結局はこちらのせいですから、いずれにしてもとにかく平謝りです。
ところで今日は別のパターンで「リスケのリスケ」がおきました。
久しぶりの表敬訪問のお約束時間に、どうしてもとUS本社からテレカン(電話会議)の(限りなく指示に近い)依頼が早朝にはいり、その昼前のお約束に見事に重なりました。
その人に対して「リスケのリスケ」ではありませんでしたので、だめもとでと思い、朝USのメッセージ確認後すぐにメールでリスケ依頼を送り、就業時間になったらすぐ電話して謝りリスケしようかと思っていました。
ところが、状況を知ったうちの社長が既存予定を尊重してくれ、「こちらでその時間のやつは対応しておきますからリスケしないでいいですよ」と好意的にフォロー、よかったじゃあリスケ取り消そうと思ってメールをまた書こう(まだ就業開始時間前)と思ったのですが・・・今日はこれをためらい、私はそのままさっきのメールの返事を待つことにしました。
その後、おそらくその人はずっと朝から外出してメールをみる時間はなかったのでしょう。レスがありませんでした。
なので、私はそのままその状況をスルーし、予定時刻にあらわれたその方と予定通り談笑し、近況交換を済ませ、終了後別れ際に、「実は本社から急にテレカンとか言われて早朝に今日の件をリスケできませんかとメールしていたんです。でも御覧になってないですよね?その後、弊社社長が、自分がフォローするからお前はもともとの予定でいいよって言って対応してくれたんで、お返事もないしそのままお待ちしていたんです。無事お会いできて良かったです。メールは読み捨ててください」と話し、お見送りいたしました。
じゃあ「リスケ依頼をまたリスケして元に戻そう」とは一瞬思ったんですが、ふと「それはそれで軽々しくリスケ依頼したり取り消したりとかえって失礼かな」とも思ったので、あえてメールはせず、返事がないことをいいことに、(そのままいらっしゃったら何事もなかったかのように進めて、あとで、帰社したらメールみてびっくりするだろうから、最後に打ち明けておこう)と考え、上述のように対応したのでした。
いずれにしてもリスケはいけません。そもそも。
リスケのリスケも失礼です。
そして、今日はリスケ(依頼)のキャンセルもなんだなあと思いました。
それにしても、あまりに自分が手を動かす時間が短いので、あせってミスタイプするたびにイライラします。っていうか自分のタイプ力の衰えが情けなくなってくる今日この頃です・・・(苦笑)