負けたのは部下のせい。勝てたときは俺のおかげ。
・・・ああっ。・・・いやいや、・・・それは違うダロ!
負けたのはアンタのせいだと思いますヨ!
「超」両極端に整理すると、コンサル等サービス業セールスには2つのタイプがあります。
1.「負けたのは自分のせいじゃないもんね~」
達観して客観的に勝敗から自分の責任を乖離させ、自分へのストレスを排除するタイプ。
負けても部下のサポートが足りなかったとかお客が自分の熱意をわかってくれなかったとか、都合よく自己弁護。でもストレス回避できるから、すぐに頭を切り替え、次の営業へ。「さ、悪いことは忘れて忘れて・・・苦笑」
だから勝っても「すげーな、俺」なんて言わない。「あー、獲れちゃった~爆。ラッキー♪」・・・常にヒト事。恐るべし・・・積極的営業意欲なし。「明日は明日の風が吹く~♪」
2.「勝てたのはすべて俺の力」
勝敗を決する、いや、勝利の際に貢献するのは、そう、すべて、「俺の力だ~ぁっ!!」と、絶大なる差別的自分の力を信じてやまないタイプ。勝てば「な~、俺、すげーだろ?やっぱ、俺についてきて正解だろ~?!」と、自身の能力に酔いしれる・・・
だから、負けると、自分の力を否定できないので、「あーっ負けちゃったよ。・・・まったく、俺の力は絶好調なのにヨ。誰だよ何だよ俺の勝利を阻害したやつは?」・・・自分の実力は絶対に疑わない。
「それ、俺にやらせろ。絶対勝ってやる」・・・自分なりに勝算がある営業は人から奪ってでも自分に権利をと主張することも。だから勝ちだすと止まらないときも。
で、そしてなんと、この両者融合の極みが存在する。
「負けたときは部下のせい。勝てたときは俺のおかげ」
なんです。きっと。たぶん・・・^^;
個人的には大嫌い。そういうことを吐いちゃダメだと思うな~
どっちのタイプでもいいし、どんなタイプでも所詮自分のこだわり、拠り所。別にいいけど、言葉に出すのはやめようよ・・・
でもな~、こういうアドバイスって、難しいんですよね。
その人の、「矜持」だから。