筋が通れば猛獣だって素直に従う
「今、なぜ当社に帰属しているか?それは社長を尊敬してるから。彼がいなくなったら帰属理由は何もなくなるね」。昨晩の会食での発言を引用しました。
ちなみに現時点入社動機であり帰属理由の全てですね。なんか電王とイマジンの関係みたい(笑)。
彼が作るビジネスの世界が好きと言い換えることもできます。
だから、昨日のお詫びの件も、本当に申し訳ない気持ちです。
前職で若造だった頃は、マネジメント勢が「ジュラシックパーク」みたいにみえていました。
T-REXにヴェロキラプトル・・・猛獣、猛禽類ばっか。
言葉より行動で。実績を出さなければ容赦なく「咬まれる」。刹那的な世界。
でも、そんな猛獣、猛禽類を束ねる「大ボス」が、当然います。いました。
ボスは若手には優しい。優しくみえた。
でも猛獣、猛禽類に言わせれば「あんな怖い人はいない」だって。
(どうしてですか?)
「びしっと筋が通ってるんだよ。理屈が通ってる。反論する隙間がない。だから文句も言えないし、従うしかない。悔しいが、あそこまで筋を通されると、攻撃する気も起きないね」
(へ~・・猛獣、猛禽類でも、筋が通れば人間の言葉を理解できるのね・・・)
さすがに20年近くキャリアを積んできたわけで、無能呼ばわりされることはもうさすがにないし、それなりにフロントでの実績も毎年出してきた。だから今はマネジメントの一人。自分が猛獣、猛禽類の一人になってるかどうかは別にして(笑)。
で、
・・・確かに、「筋が通っていれば」、例え自分がやりたい方向と異なっていても、それを断る理屈はない。命令だから従うのではなく、「筋が通っているから」会社の方針に従うわけで(方針自体が間違っているという例示ではありません)。ちゃんと納得できる。
それができる人って、やっぱり凄い。
乱暴じゃなくて、「理屈」や「筋」で相手の理論をねじ伏せる。仮に違うことやりたい、違うやり方でやりたい、って思う人がいても、「理屈」や「筋」で、相手を納得させ、不満にさせずに従わせる。命令口調じゃなくて・・・
これができることが、直近の自分の目標。=ゴール。会食後に、そう思いました。