「帰属意識」はワンワンニャンニャン
先日の朝、役員会で「帰属意識」という議論があった。
帰属意識をどうやって醸成するか。
自分(役員クラス)には帰属意識が、多分明確にある。人それぞれ類や質にある程度違いはあるだろうが、確実にそれがある。
でも、
若手・中堅には、「本当にそれはあるのか?」
そういう議論があった。
あると信じたい。でも、単なる腰掛的「帰属意識」じゃがっかりだ。
というわけで、どうやってちゃんとした帰属意識を醸成したらいいのか、という問題提議と討議をした。
・・・私には、持論がある。
人は、イヌ型とネコ型に分かれる。
イヌ型は、人(上司・先輩)に憑く。
尊敬する人がいる。
憧れ、背中を追っかけたい人がいる。
その人みたいに成りたいと素直に思える人がいる。
だから会社に帰属する。人によってはだから入社したわけで。
ネコ型は、家(会社)に憑く。
その家にいたら居心地がいい。
好きな仕事が出来る。できるだけ、それが選べる。
キャリアアップ等、将来のことを考えても優位に感じる。
だから会社に帰属する。
企業人の特性は、極論この2つのどちらかではないか。
会社経営におけるプランニングの役割分担、
中長期計画などの将来プランは、多分ネコ型がいいんじゃないか。
人よりも会社をどうやって質を上げ、業績も上げ、ブランドを高め、外部からの注目を集め、企業としての魅力を高める。
人材育成・カルチャー形成などの現場プランは、イヌ型がいいかも。
企業にいる「人」の本質的魅力を追及する。教育プラン、各種ルール作り・・・目の前、身の回りにある問題解決に注力する。
そういう風に分担して各種「企画」していくといいんじゃないかなーって今日思った。
今度、役員会で提案してみよう。(議論がちょっと乱暴かなー??)
・・・僕はイヌ型です。
尊敬する人と一緒に会社で仕事したい。だから帰属してる。
たとえ、すっごい税金払って、すっごい社会保険料とられたとしても(笑)。
!でも、そろそろ卒業しなきゃ。
・・・自分をみてる「イヌ型」が後ろに一匹いるので(爆)。
いいかげん、No.3に甘んじていると、後ろから「ガブッ!」と咬まれそうだ・・・