友人・知人を部下にする
昨日書いたように、自分の独立した組織を来年から持つことになり、
起業家の先輩にいろいろ聞くと、営業を早く成功させるためには「広報」が一番だとか。
新組織・新会社のプレスリリース。
専門誌や新聞等メディアへの記事の投稿。
書籍発刊による経営者手腕のアピール。
そしてもちろん、顧客先、その他取引先への訪問、新ビジネスの説明。
現業と「二足草鞋」状態なのでまだまだ精力的に動くことができないのですが、それでもなんとか隙間を縫って、いろんな関係各社を回って「広報」しています。
ありがたいことに概ね感触も良好。
ところで、関係各社には友人・知人も含まれていますので、昼食や夕食をご一緒しながら、これからの計画を明かしていきますが、
「俺雇ってよ!」
リップサービス半分に違いないわけですが、それでも一部真面目に話しを進めて欲しいという人もいまして。
僕自身も、正直「これを機に来てくれないかな」と思う友人・知人もいます。当然、積極的に勧誘します。
自分の成功のためですもんね。既に決めた部下の人生も預かっているわけですし。
そして、初めて、友人・知人では知るつもりもなかった個人情報を知り、精査しなければならないんです。
「職歴」
「学歴」
「住所、年齢、家族構成」
そして何よりも重要な、
「給与」
社員の間でもSensitiveなデータなんですから、友人・知人ならなおさら、「給与」については一番避けて通るテーマかなと思うんですが、採用を検討するとなると、逆に避けて通れない。
その人の収入を知ってしまうわけです。
採用すれば給与は私が中心になって決めるわけですから、仕方ないわけですが、中には採用に至らないケースもあります。
また普通の友人・知人に戻るわけです。
でも、その人の給与を知ってしまった・・・覚えてしまったものは忘れることもない。
初めての体験なわけですが、とても複雑な心境です・・・