望ましいM&Aの姿
お子様をお持ちの人は赤ちゃん本舗がどれだけ親にとって価値の高い店かおわかりと思いますが、残念ながら赤ちゃん本舗は経営不振・再建中にあります。
そして、
このような記事を読み、個人的には非常に望ましいM&Aの姿であると、微笑ましくさえ思えます。
既にイトーヨーカ堂に赤ちゃん本舗が出店していたりしますので、両社は既にある程度緊密に近い関係にもあったように考えます。
セブンからすれば本舗の乳幼児・子供向けビジネスの大量な顧客ネットワークを手に入れることができ、本舗からすれば、セブンの洗練された流通ノウハウを手にすることができます。
正直言うと、本舗が自宅からもかなり近いこともあり、毎月何度も買い物に出かけているのですが、店員のサービス姿勢や陳列のありかたにはもう少し「洗練」を求めたい気分がありました(悪いとまでは思っていません)。
自分勝手な希望ですが、赤ちゃん本舗がなくなるということは考えられません。むしろ幼児を抱える親にとっては不可欠な存在。
でも、だからといってサービスや商品にまったく問題を感じないわけではない。いろいろ要望もあれば小さな不満の積み重ねがある。
これを、異業種というほどの距離にない、セブン&アイというある意味「流通のプロ」が援軍としてM&Aを提案し、コンビニ・スーパーの経営ノウハウが本舗に注入される。
結果、商品のラインナップも強化され、店員のサービスもさらに向上し、われわれ顧客の満足度が上がる(まだ推測×期待の時期なわけですが)。
セブンだって、子供向けビジネスの詳細を学ぶ最良の機会に違いない。そのうちセブンイレブンに乳幼児や子供が求める商品が今以上にいろいろ販売される日が来るかもしれません。
このようなM&Aは大歓迎と言いたいところです。是非劇的に再建を果たし、もっとよい商品をもっと安く売ってもらえるように期待したい。^^;
OMCカードを三井住友FGが買収する話も並行してNEWSになっていますが、上述したような相乗(?)効果を期待しつつ、「また金融サービス業界MAPを修正しなきゃいけないじゃん・・・」と、仕事に振り返る自分の姿に、今気づきました(笑)。
キーワード記事*