「あ?うん?」の呼吸・・・
「阿吽の呼吸」とかいいますが、今回は「返事や相槌の仕方」についてのエントリです・・・
別にコンサルティングに限った話ではありませんが、人間資本の商売において、コンサルタントの「資質」はとっても大事です。
まず専門性。その仕事をする上で、差別化されたスキルや経験に裏づけされた知恵が出せること。
そして人柄。成果を創出するのは「人間」なので、その人物が相手(お客様や周囲の関係者)に魅力的・好意的に映るかどうか。
ってことなのですが、
基本的に人柄は素晴らしいのに、ついつい「返事や相槌」だけ、「え?」と思うような言動する悪癖を時々目にすることがあります。
「○○君、」
「んあぁ?!」
「??」
「あ、・・・すいません・・・なんでしょうか?」
「これ、こうだと思うんだけどね」
「ん、うん、うん・・・」
「・・・」
「あ、いえいえ、すみません、なるほど了解です」
どちらが上司の台詞か大体おわかりになるとは思いますが、ついついカジュアルに反応する人がいるんですよ。
これは・・・正直凄い「損」ですね。
せっかく普段が真面目で誠実な勤務態度であっても「台無し」です。
(こいつ、何偉そうな態度してんだよ!)
(こいつ、俺を馬鹿にしてるのか?)
これについては、その人にも反省を求めたいわけですが、同時に、我々先輩も猛省しなければならないと思っています。
こういう反応する人は、実は不肖が新入社員の頃、つまり約20年前から存在したのです(鮮明な記憶あり)。
つまり、
我々もそういう反応、普段から結構していると思うんです。
最近まったく同じ悪癖をプライベートでやっていると妻にキレられたことがあります。
自分でも気がついてないんだけど、実は自分たちが悪い見本を見せていたのかなと。
返事や相槌って、そのときの自分の気持ちや普段からよくやっている態度が習慣づいて、ついつい条件反射的にやっちゃうんですよね。
みんなで、気をつけましょう!
気持ちのいい「返事」、相手を不快にさせない「相槌」。