「先に帰る上司」と「最後まで居る上司」
「お先に失礼します」・・・昔先輩に「警備員に言うと失礼だ」と教わりました。警備する人は警備される人が無事帰路につくのを見届けるのが仕事だからだそうです。
・・・なるほど、当たり前なわけですかね。
だから言い方次第では非礼にあたるのだそうです。「おつかれさまです」が無難な言い方らしい。
さて、表題の通り、いろんな職場で、上司と部下のどちらが先に帰るか、当然その職場でいろいろあるとは思いますが、最近不肖は「先に帰る上司」になっちゃってます。
10年ちょっと前、初めて管理職の末席を任命された年に、中堅・若手が集まって、管理職の理想像というか、部下はどのような上司であってほしい/ほしくないか、みたいな座談会をしたことがあります。
そのとき、まさにこの2つの事象のどちらが部下たる若手の人たちにとって望ましい姿勢なのか、もちろん一概に定義できないテーマとは思いますが、今日、ふとそのときのことを思い出しました。
「先に帰る上司」賛成派
・ 上司が先に帰れないような職場で、自分がいつかその上司と同じ職位になったときも部下より先に帰れないくらい仕事するなんて嫌だ。上司になったらもうちょっと(少なくとも時間的には)楽がしたい。
・ 部下が帰るまで上司も帰らないなんて、部下が信頼されていないみたいで気持ちよくない。
・ 上司が先に帰ってくれないと息抜きもできない。^^;
「最後まで居る上司」賛成派
・ 最後まで面倒みてくれる、気にかけてくれているんだと、距離感を感じることなく、信頼感がもてる。
・ 予想外に困ったことが起きてしまっても、相談する相手がいるから安心して仕事にチャレンジできる。
・ 困る度に上司を積極的にうまく頼っていけば、いくらか楽もできそう。^^;
不肖ごときに良い上司面する資格なぞまったくもってございません(<(_ _)>)が、
皆様にとっては、どちらが良いとお考えでございましょう?
もちろん大抵の人は上司と部下の2つの立場があり、不肖もそうなのですが、・・・
うーん、不肖の場合、自分が部下の場合は、上司に「先に帰って欲しい」ですが、自分が上司の立場では「最後まで居て」部下から相談等あればのってあげたい、というのがもともとの考え方でした。
ですが、最近は・・・
スケジュール的に無理があって、それは実現できない現状なので、半分言い訳ですが常に「上司が先に帰る」になっちゃっていますね・・・^^;