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IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

トイレやエレベーターに気を付けろ! ~情報漏洩を防ぐための現場スタッフ教育への留意点

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クライアントやプロジェクトの機密情報をうっかり漏洩しそうな3つの場所について、最近若手に特に口酸っぱく指導しています。

1.                  

エレベータ

乗り降りする他人が自社の人間かどうかもわからないのに、一人でも知人が中にいると、機密性の高い会話に留意する意識が緩みがちです。

取引先の偉い人や、自社の採用面接に来てくれた人、その人の知人がとても自社や自社の顧客・案件に詳しい人、いろんな人がいる可能性があります。

これは実話です。

「お、久しぶり。最近●●プロジェクトどうよ?」

「最悪ぅー。上は頭悪いし、お客もわがままでさぁー」

・・・このとき、私はその「上」の人と取引先関係にあり、「お客」もHPに写真が載ってるくらいのかなり偉い方が実は一緒に乗っていることに気づいていたのでした。

2.                  

トイレ

トイレも同様で、用を足した解放感からか、知人と会うと周囲を気遣わずにいきなり本質的な会話をしがちです。

「あ、おつかれさまでーす」

「最近どうよ?」

「すっごい忙しいしー、やってる内容も退屈してきてー、やる気がなんかしなくってー」

・・・このとき、私は「退屈して」いる人の上司が小さな個室で用を足していることを知っていたので、彼に合掌してトイレを出た次第です。

3.                  

喫茶店・飲食店

食事中も、特に自社・取引先やプロジェクトスペースに近い場所であればあるほど、危険です。

っていうか、たとえ遠くたって、危険な状況は充分ありえます。

これまた、食欲が満たされ或いはアルコールの勢いで、つい口が滑ってしまう危険が高い。

「最近●●銀行のプロジェクト、大変らしいっすね」

「なんかスタッフがパフォーマンス出せてないんだよね。頑張ってはいるんだけど」

「まぁーた、お客がやたら嫌味にイジメたりしてるんじゃないっすかぁー?」

え、そんな言葉こんなとこで気軽に言うなよ・・・・と、隣に目をやると、え、まさか!その●●銀行の役員が誰かと会食しとる!

プロジェクトはその後悲惨な状態へ進み、予定より速く幕引きすることになったのでした・・・

というわけで、こういう場所はクローズドな環境にもかかわらず、どうもつい気が緩んでしまうようです。

また、これは自戒の念も込めて追記しておくと、

電車の中でPCを広げて機密性の高い提案書や報告書を編集することにも問題を感じます。

最近はPC等のデバイスも性能が優秀になってきて、隣の人からでも斜めから充分に画面を観ることができるので、小生は電車で作業するのはよほど周囲の条件が整ってない限り止めました。

書類をうっかり紛失したり、誰か悪意を持った人の行為により漏洩するリスクについては誰でも注意していることと思いますが、どうもこれら上記の考慮は人によって危機意識がばらばらなので、各プロジェクトのメンバーには、その人のキャリアにかかわらず、遵守を徹底させています。

同感される方は、是非IT業界で大きな問題が起きないよう、ご協力というか、つまらないことで業界のイメージを腐敗させることのないように周囲への配慮をしていただけるといいな、と思う今日この頃です。

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