「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　Blog Action day Night in お台場に参加してきました。今回のBlog Action DayのテーマはPovertyです。貧困とか困窮という意味ですね。
　貧困って、日本にいるとなかなか実感がない言葉ですが、今回の登壇された企業の中で、世界銀行さんの「1日当たり1ドル以下で生活している人が、世界に10億人いる」というお話しが、驚きを感じると同時に、分かりやすい物差しになりました。
　現在アジアの貧困は、中国やインドの成長と共に、急激に改善されています。（改善されていない地区・国もあります）その一方で、アフリカ大陸にある国には、まだまだ改善とはほど遠い国がたくさんあります。ダノンウォーターズ株式会社が販売するVOLVICは、1l （リットル）for 10lというプログラムを展開しているのは有名ですよね。VOLVICを1リットル買うと、アフリカ（マリ）に清潔で安全な水が10リットル生まれるという、あのプログラムです。
　寄付をするとか言うとハードルが高いことのように感じるけれど、ミネラルウォーターを買ったら勝手に寄付が出来ていた、というのであれば気軽で良いのではないかな、と思います。他にも、王子ネピアさんのNEPIAというティッシュやトイレットペーパーを買うと、千のトイレプロジェクトに貢献できるのも良いです。

　貧困という言葉は、なかなか身近に感じることが出来ませんでしたが、今回のイベントに参加したことで、いろいろと知ることができ、考える機会をいただけたと感じています。
　JSMAの玄さんのお話しも、非常に興味深く拝聴できました。「心の貧困」という言葉が、ずっしり感じたのは僕だけでしょうか。

　最後に、世界銀行さんのスライドを入れておきます。

　「日本には何ができるか？一人一人（僕たち）には何ができるか？」

　一人の出来ることなんて小さいから、やってもしょうがない。そう思って止めてしまったら、何もしなかったらそこで終わりです。何が出来るのかを考えて、1歩でも前に進む。1円でも多く集めることに貢献する。
　そういう考え方をしなくてはいけないな、と思い知った気分です。逃げてはいけないな。そう感じました。