自分の「モノガタリ」を残すということ
興味深い記事がありました。
僕らが死んであとに残すべきものは「モノガタリ」なのか - ICHIROYAのブログ
この記事の中で、開発途上国に教育を提供する「Penciles of Promise」という
NGOの創始者、アダム・ブラウンさんの言葉が引用されていました。
All your material possessions will one day go away.What you leave behind is a legacy. Your story.
すべての物質的な所有物は、いつか君のもとを去る。君が後に残せるもの、本当の遺産とは、君のモノガタリなのだ
経営者やクリエイター、有名人などのように
事業やお金、優れた作品などを残せなくても、
誰でも自分の「モノガタリ」は持っていて、
それを残すことはできるということです。
この「モノガタリ」というのは、自分の生きてきた軌跡、
つまり「自分史」ですね。
自分史というと、文章にまとめて本にして
自費出版するというイメージが強いですが、
必ずしも本にする必要はなく、アルバムやコミック、動画、音声など
いろいろな表現形式にできますし、
ITやインターネットが発達したことで、いろいろな方法で発信、配信して
残していくことができます。
「自分史」に興味はなくても、
自分の生きた証をなんらかの形で残したいと思っている方は
多いと思います。
また、自分の祖父や祖母、父や母が亡くなった後で
もっと若い頃の話などいろいろ聞いておきたかったなと
後悔する方もたくさんいらっしゃいます。
自分の「モノガタリ」を残せるのは、自分しかいません。
ぜひ、自分の「モノガタリ」を何らかの形で残していくことを、
考えてみてはいかがでしょうか。