優秀な人がいいリーダーになるとは限らない

ぼくは東京都民ではないので、
残念ながら今回の東京都知事選挙には投票できませんが、
関連ニュースや記事などはチェックしています。
その中で興味深いスライドがありました。

知事というと、素晴らしい能力を持ち、
しっかりした政策やビジョンを掲げて、
リーダーシップを発揮して人々をひっぱっていくような人が
ふさわしいというイメージを持ってましたが、
このスライドを見て、そういう時代では
なくなっているのかもしれないなと思いました。

確かに、いろいろ複雑な問題がたくさんある現状では、
行政組織だけでは問題を解決していくことは難しいので、
住民が積極的に政治や自治に参加していくことが必要であり、
そのためには、住民をひっぱっていくというより、
一緒に何かやっていこうという柔軟な姿勢を持った
愛されキャラのリーダーのほうがよさそうです。

そういった意味では、家入さんは、Studygift騒動など、
過去に起こしてきたトラブルのことを考えると不安はありますが、
一度都政をまかしてみてもいいかもしれないですね。

まあ、IT業界での知名度は高くても、
一般市民への知名度が圧倒的に低いので、
実際に当選する可能性はかなり低いでしょうけど、
少なくともこのスライドで、政治や自治のあり方について
考えるきっかけをもらえたのはよかったです。