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「ごちそうさん」に描かれた、善意の押しつけが毒になるということ

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個人的に今年で大きかったできごとの一つは、
「あまちゃん」にハマって、朝ドラを見るようになったことです。

「あまちゃん」が終わった後も、とりあえず見てみようかと
「ごちそうさん」を見始めて、そのまま見続けています。
視聴率は「あまちゃん」よりも好調なようですが、
その「ごちそうさん」について書いた興味深い記事を読みました。

がさつな善意は鋭利な凶器に変わる――ついに本性を現した『ごちそうさん』の毒(1/2) - 日刊サイゾー

「ごちそうさん」は、食べ物をテーマに、
杏さんが演じるヒロインのめ以子が
持ち前の明るさと前向きさで困難を乗り越えていくという
朝ドラの王道的なストーリーです。

ただ、単なる王道ではなく、
そのヒロインの明るさや前向きさ、善意が
心が弱った人にとっては毒になってしまうことも
描かれているということです。
ぼくも同じように感じていて、そのへんが面白いなと思っていました。

正論や善意の押しつけが、相手にとって負担になってしまうことは
日常での人間関係でもよくあるように思います。
自分が知らない間に、人を傷つけているようなことも
けっこうありそうです。

そのへんも意識しながら「ごちそうさん」を見ると、
より楽しめそうです。
個人的には「あまちゃん」のほうがやっぱり好きですが、
とりあえずしばらくは見続けてみようかと思います。

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