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電子書籍の盛り上がりはまだまだこれから

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NTTデータ経営研究所のサイトに、
電子書籍が出版業界にどんな影響を与えるかを
わかりやすくまとめたレポート記事が載っていました。

インプレスビジネスメディアの「日本の電子書籍市場規模予測」によると、
2012年から2017年の電子書籍市場の年平均成長率は26.8%、
2017年の市場売り上げ予測が2,310億円となっています。

出版業界全体の売り上げが、現在2兆円ぐらいなので
2310億円になったとしても、比率的にはまだ少ないですが
電子書籍市場の存在感が今後高まってきそうです。

電子書籍により出版業界の構造がどう変わっていくかについて、
詳細はレポート記事を読んでいただければと思いますが、
まとめの部分を引用しておきます。

電子書籍化の動きは、これまでの紙の書籍で確立されてきた出版業界における各種機能でのスキル・ノウハウとは異なるスキル・ノウハウが要求されたり、印刷製本や書籍物流そのものが不要になったりするなど、既存の出版業界の構造に大きな影響を与えることが想定される。伝統的な出版業界における伝統的な企業において、これまでの成功体験に囚われないゼロベースでの電子書籍最適化の新たな発想で電子書籍ビジネスに取り組むことが成功のポイントだと感じられる。その巧拙は企業によって大きく表れそうである。

電子書籍ビジネスに関しては、
これまでの出版のやり方にとらわれない発想が必要で、
まだまだこれからいろいろな可能性があって、
面白い分野だということですね。

ぼく自身も電子書籍の分野で新しい事業を考えているので
ぜひいい形でチャレンジしていければと思っています。

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