「起業を成功させる6つのS」と「セルフブランディング」
昨日は日本元気シニア総研の会合のことを書きましたが、
その会合の後に、シニア総研代表の富田眞司さんが主宰する
「おれのブランド塾」という勉強会があり、
富田さんが「起業を成功させる6つのS」というテーマで話をされました。
「6つのS」として富田さんがあげていたのは、
1.スモール:小さいことから始める
2.スペシャライズ:特化領域、専門分野を持つ
3.サービス:ものづくりより、サービスで知恵を出す
4.ソーシャル:社会性があるもので起業する
5.スピード:小さな会社の強いは仕事が早いこと
6.信頼:自分ブランドづくりが重要である
この6つは、ぼく自身の起業経験から見ても、
確かにその通りで重要だと思います。
6つめだけ外来語ではなく、統一感に欠けるので、
カタカナ言葉で「信頼」を表すいい言葉がないか考えていたのですが、
ちょうどいい言葉が見つかりませんでした。
しいて置き換えるとすると、
「信頼」につながる「自分ブランドづくり」ということで
「セルフブランディング」かなと思います。
「セルフブランディング」や「パーソナルブランディング」というと、
例えば、名刺上の住所を渋谷区や港区にしたり、
ツイッターのフォロワーをテクニックを使って増やしたりして、
自分自身のことをよりよく見せようとすることだと思われて、
あまりいいイメージを持ってない人もいるかと思いますが、
本当の「セルフブランディング」はそうではありません。
むしろ、ありのままの自分を見せ、きちんと伝えることが重要です。
自分が実際にやってきた経験や実績、
何ができるのか、何が得意なのかというセールスポイントを伝え、
実際の仕事や交流によって相手の信頼感を高めながら、
例えば「自分史のことなら高橋さんに聞けばいい」と
相手の中に明確なイメージを創り上げていくことが
セルフブランディングです。
そのためには、自分史をまとめて、
きちんと自分のやってきたことを振り返って整理しておくことが重要です。
ぜひセルフブランディングに自分史を活用していただけたらと思います。