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問題を解決するには、自分ができることを考え、行動を積み重ねていくこと

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オルタナブロガーの永井孝尚さんの
「全ては自責に突き当たる。しかし、それが間違っていることもある」を読んで、
ぼくが問題解決について、普段心がけていることを書いてみます。

問題解決のために、問題の原因などについて考えるときには、
「自責」や「他責」という言葉は使わないようにしています。
自分のせいにするにしても、他人や環境のせいにするにしても、
思考がネガティブに傾いてしまうからです。

よく、自己啓発書などで
「雪が降っても自分のせい」と書いてあるものもありますが
そんなに自分で背負っちゃってどうするの、と思います。

例えば、自分がネットサービスの開発者だとして、
自分のネットサービスがなかなか軌道に乗らないときに、
ネット関連は誰でも簡単に参入できるので競争が激しいと環境のせいにしたり、
お金や人材などの自分のリソース不足とかのせいにしているだけでは
問題はいつまでたっても解決できません。

そういった問題の背景をきちんと把握して、受け入れた上で、
では、自分に何ができるのかということを常に考えて、
行動を積み重ねていくしかありません。

「自責」や「他責」を考えるのではなく、
「自分の行動」に焦点をあてて考え、
実際に自分にできることをやっていくことで、
問題は解決に向かっていくのだと思います。

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