自分にとっての当たり前は、他人にとっては当たり前でない

「たった1問であなたのマーケティングの素質が分かるクイズ」という記事がありました。

たった1問であなたのマーケティングの素質が分かるクイズ | お土産屋さんブログ via kwout

答えは上の記事を見ていただければと思いますが、重要なポイントは、自分にとって当たり前のことが、他の人にとっては当たり前ではないということです。これはわかっていても、失敗してしまうことが多いです。自分にとって当たり前なことを入れ忘れたり、自分にとって自明の専門用語を使ってしまったり。

私は、自分史をテーマにしたセミナーなどで自分史の書き方を説明するときにも、このポイントは必ず話します。自分史の場合、自分のことは自分にとっては当たり前なので、気をつけないと独りよがりになって、他の人が読んでもよくわからない文章になってしまいます。

これを避けるには、一度書いてから、しばらく時間をおいて、できるだけ客観的な目で、読者の立場に立って文章を読み返して推敲することです。

また、できれば他の人にも読んでもらうことです。商業出版物の場合は、文章を校正するときに、書いた人だけでなく、必ず編集者や専門の校正者など複数の人でチェックします。

もちろんブログの文章などは、いちいち他の人にチェックしてもらうのは大変なので、そこまでする必要はありませんが、書いてからちょっと時間をおいて客観的な目で見直してみることは心がけるといいと思います。