3月9日に無料イベント『「記録」と「記憶」について考える」』を開催します
来月の11日で東日本大震災から丸1年になるので、その前後に関連イベントがいろいろ開催されると思いますが、、一般社団法人自分史活用推進協議会でも、3月9日に『「記録」と「記憶」について考える」』という無料イベントを開催することになりました。詳細を下に転載しておきますので、ご興味をお持ちいただける方はぜひご参加ください。
----------------------
東日本大震災から1年
「記録」と「記憶」について考える
―自分史と市民ビデオの役割―
東日本大災害がきっかけとなって、個人も組織も「文字や映像で記録すること」、そして「記憶や記録を伝えること」の意味を改めて考えはじめました。どうすれば記憶を形に残し、どうすればそれを伝えることができるのかへの関心が高まっています。
「自分史で日本を元気に」を提唱する一般社団法人自分史活用促進協議会及びNPO法人市民がつくるTVFは、個人の体験や人生の歩みを記録する「自分史」や「体験記」、映像による被災体験や被災地からの発信などの持つ意味を、事例を交えて多くの皆さんにお伝えするため【「記憶」と「記録」について考えるイベント】を開催します。
■第1部 「自分史が日本を元気にする」―記録は流されても記憶は流されない―
講師:前田義寛(一般社団法人 自分史活用推進協議会代表理事)
経営者自伝、自分史など多数執筆、自分史研究者、編集プロデューサーとして活躍中。
市民が記述、出版する自分史や戦争や災害の貴重な体験の記録の重ね合わせが、歴史を創ります。人生の歩みや地域の変遷を記録し伝えていくことの意義や方法について自分史や災害体験記録集を例に解説します。
事例紹介 「あったかい手」(宮城県石巻市・小野崎美紀編)
「あの日のわたし―東日本大震災99人の声」(新出安政著者発行者)
「復元地図-まち・子ども・戦争」の場合(福井市・田中光子著)
■第2部 「市民映像で見る東日本大災害の記録」―映像による市民ジャーナリズム
講師:小林はくどう(NPO法人 市民がつくるTVF代表理事)
日本のビデオアート、ビデオコミュニケーションのパイオニア。成安造形大学名誉教授
「市民がつくるTVF2011」(市民ビデオフェスティバル)作品の中から、東日本大災害関連の作品を上映し「市民ビデオ」の意味、映像による記録と伝承の在り方などを解説します。
事例紹介 「甦る写真・そして記憶」(東京大学大学院情報学環ドキュメンタリ映像制作班作)
「東北大震災6か月後の釜石」(荻野信夫作)
「東日本大震災液状化おのとき」(川野昌子・泰 作)
「子どもたちを放射能から守れ―福島のたたかい」(湯本正典作)
■司会:大竹 聡(自分史活用推進協議会副理事長)
■開催日時:2012年3月9日(金曜日)会場:18:00、開演18:30(終了21:00)
■会場:新宿区立新宿消費生活センター分館3階会議室
(JR山手線 高田馬場駅 戸山口より徒歩約2分)
東京都新宿区高田馬場1-32-10
■主催:一般社団法人 自分史活用推進協議会・協力:NPO法人 市民がつくるTVF
■入場無料(参加申し込みはこちら)