ドキュメンタリー映画『フクシマ2011~被爆に晒された人々の記録』が3月に公開されます
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映画『二重被爆』シリーズの稲塚秀孝監督が、今度は福島県南相馬市と飯舘村を中心に、放射能汚染と向き合いながら生きる人々を追ったドキュメンタリー映画『フクシマ2011~被爆に晒された人々の記録』を、3月17日劇場公開予定で制作しています。この映画は4月のJapan Film Festival - Los Angelesでも上映される予定です。私はウェブサイトの運営をお手伝いしています。
映画「フクシマ2011~被曝に晒された人々の記録」公式サイト
稲塚監督からのメッセージを引用します。
広島と長崎で二度被爆した、故 山口彊さんは、
「人間の世界に核はいらない」と言い残した。
山口さんの遺言に背中を押されて、フクシマ取材が始まった。
街に残る人も避難する人も、大きな痛手を心身共に負っている。
国とは?人々の絆とは?日本人とは何かを問い直す日々が続く。
一人一人の心に、身体にひたひたと徒労感が蓄積されている。
その心からの叫びを、映画をご覧の皆さんに受け止めてもらいたい。
そして私たちはこれから何をすべきか?を考えてほしい、と願う。
語りが仲代達矢さん、主題歌は、南相馬市に住む若松丈太郎の詩に加藤登紀子さんが曲をつけて歌う『神隠しされた街』ということで、かなりの力作になりそうです。
3月2日には渋谷のアップリンク・ファクトリーで完成披露試写会があるそうです。一般の方も多少招待枠があるようなので、興味のある方は稲塚監督のブログをご覧ください。
最近マスメディアからは放射能汚染に苦しんでいる方々の話はほとんど伝わってきませんが、こういった映画を見て実情を知っておくことは大切だと思います。
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