英語を実際の場で使うには話す力より聞く力が大事。聞く力を磨くにはTED動画がおすすめ
ロサンゼルスに住んでいたときの知人からの紹介で、来日していた『Lil Tokyo Reporter』という短編映画の監督のジェフリー・チェンさんと、プロデューサーのフミコ・キャロル・フジイさんにお会いしました。この映画は、戦前にアメリカに渡り、法律を勉強しながら市民権がとれず弁護士になれなかったため、加州毎日という日系新聞を創刊し、日系人の人権擁護に尽力したという藤井整さんのことを描いたものだそうです。現在撮影が終わって編集中で、来年の2月ごろに完成予定とのこと。資金調達や日本での上映、PRなどを手伝ってほしいという話でしたが、私は日本の映画業界のことはそれほど詳しくないので、できる範囲で手伝わせていただくことにしました。
お二人とも日系人で日本語があまり話せないということで、久しぶりに英語で会話することに。私はロサンゼルスに約7年間住んでましたが、英語はあまり得意ではなく、聞くほうはだいたい内容は理解できるのですが、自分が思っていることを英語で表現するのはかなり苦労します。それでもなんとか意思の疎通はできました。あとで日本語と英語の両方得意な方が合流してくれたので、多少手伝ってもらいましたが(笑)。
場合にもよりますが、相手の言っていることがわかれば、こちらは片言でもある程度はなんとかなるので、英語を実際の場で使うには、話す力よりもまずは聞く力を磨くほうが重要だと思います。
リスニング能力を磨くのにおすすめなのは、TEDの動画を見ることです。TEDのいいところは、世界の第一線で活躍している方々のスピーチなので内容が面白いこと、時間が10分程度で見やすいこと、英語や日本語字幕も参照できることです。気に入った動画を何度も見ることで、かなりリスニング能力をアップできると思います。
参考になりそうな記事をあげておきます。
TOEICのリスニング問題よりも100倍以上面白くて刺激的なTEDで英語を学ぶ - Togetter
英語学習を始めたばかりの人が観るべきTED動画 8選~あなたの人生をきっと変えるであろう8つのTED動画~ - Togetter