人は相手が喜んでいるのを見るのが好き
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昨日の「クローズアップ現代」で、「幸せのモノサシ~指標作りの模索~」というテーマを取り上げていました。これまで経済的な成長、豊かさの追求を求めることが幸せにつながると信じてきたのが、必ずしも経済的豊かさが幸せにつながらず行き詰まってきていることもあり、何が幸せにつながるのか、新しい指標をつくる動きについて、政府の「幸福度に関する研究会」やブータンの「国民総幸福量」などを紹介していました。
個人的には、幸福というのは主観的なもので、人それぞれ幸福に対する考え方や感じ方は違うので、客観的な指標をつくればそれでうまくいくという話ではないと思っていますが、ゲストの糸井重里さんが言っていた、「人は相手が喜んでいるのを見るのが好きだ」という話には共感しました。確かにこれはある程度共通する感覚だろうと思います。
先日、障害者雇用で有名な日本理化学工業に工場見学で行ったときに、大山泰宏会長がおっしゃっていた「人間の究極の幸せは、人に愛されること、人にほめられること、人の役に立つこと、人から必要とされることの4つだ」という話にも通じるものを感じました。やっぱり自分のやっていることが何らかの形で人の役に立って、人に喜んでもらえることで幸福感は高まると思います。人の喜ぶ顔を見るために自分に何ができるのか、常に意識しておきたいですね。
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