大震災発生から1カ月たって改めて思うこと
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東日本大震災の発生から1カ月がたちました。津波による大被害、災害でも略奪などが起こらず規律正しい日本人への賞賛、原発の水素爆発、放射能への恐怖、買いだめ、デマ、不謹慎、計画停電、ACジャパンのCM、義援金と支援金、ボランティア、原発事故の対応への批判、風評被害、自粛、原発の今後に関する議論、統一地方選挙など、本当にいろいろなことがあり、様々なことが話題になりました。この一カ月で、それまでほとんど知らなかった原発や放射能、エネルギー問題などについて、かなり詳しくなった方も多いのではないかと思います。
一カ月たってみて改めて思うのは、後世の人から見たら、歴史上の一大事件とされるような大きな歴史上の転換点に、まさに今私たちはいるのだということです。だからこそ、今大切なことは、私たち一人一人が、これからどういう未来をつくっていけばいいのか、じっくりと考えてみることではないかと思います。特に、これからの未来を生きる若い世代が希望を持てる社会をつくっていくことが重要であり、そのために私たちみんなができることは、自分たちが今体験していること、感じていること、思いを、いいことも悪いこともすべてきちんと記録に残し、正直に伝えていくことではないかと。その記録し、伝えていくための一つの手段として、インターネットや電子メディアが有効であり、私はそのネットや電子メディアを活用してもらうためのお手伝いを、今後もしていきたいと思っています。
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