OfficeのアップグレードはOffice 365がおすすめな理由
前回はWindow XPのリプレース先としてWindows 8をご提案する話でした。Windows XPのサポート終了と同じ日に、Office 2003のサポートが終了します。Office 2003とそれ以前のバージョンを使っているユーザは、Office 2007以降のリボンUIの好き嫌いにかかわらず、Officeのアップグレードを受け容れるしかありません。特にパソコンにプリインストールされたOfficeを使っている場合は、パソコンを買い替えると、Officeのライセンスは買い直しになります。
Officeのパッケージの種類とライセンスの買い方は、今や専門のコンサルタントが必要と思われるくらい複雑になっていますが、一言で言うと、今まで通りにOffice 2013のライセンスを購入するか、Office 365を定期購読するか、2つの選択肢があります。
おすすめは断然Office 365です。
Office 365は「Office」と名前はついていますが、Office 2013とは大きく異なります。Office 365は以下で構成されます。
- Office 365 ProPlus
Office 2013のProfessional版相当の機能です。Office 2013との違いは、1ユーザあたり5デバイスまでインストールできることです。さらに、Officeがバージョンアップした時も最新の機能を追加費用無しで使えます。 - Exchange Online
最大25GBのメールボックス容量を持つメールサーバーのサービスです。自社内にメールサーバーを設置したり、外部のメールサーバーを別に契約したりする必要がありません。 - SharePoint Online
クラウド上でファイルの保管と共有ができます。オフラインのときもファイルにアクセスできます。個人用のクラウドストレージとしても使えます。ファイルサーバーを自前で持つ必要がなくなります。社外のユーザに対してアクセス権を設定してフィイルを共有することができます。 - Lync Online
オンライン会議、音声ビデオ通話、インスタントメッセージ、在籍確認などコミュニケーション機能を使えます。
WordやExcelに加えてPowerPointやAccessのライセンスが含まれて、1ユーザでWindowsパソコンやMacやタブレットを含む最大5台にインストール可、将来のバージョンアップは追加費用無しで安心、大容量メールサーバー付き、社外を含む関係者で安全なファイル共有ができてGoogleグループを卒業、テレビ会議とSkype相当が使えるのが、Office 365です。
Office 365は複数のライセンスプランがあります。おすすめは、25ユーザまでならSmall Business Premium(P2)プランが1ユーザあたり年額12,360円、最大300ユーザまでならMidsize Business(M)プランが1ユーザあたり年額14,760円です。
ここまで山盛りでこの価格です。もはやボックス版のOffice 2013を買う理由はないのではと思うくらいです。特にサーバー運用の専任者がいない中小企業に、Office 365は最適と考えます。
Office 365を検討してみてはいかがでしょうか。
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