オルタナティブ・ブログ > てくてくテクネコ >

顧客サービスとITのおいしい関係を考える

運気が上がる朱肉の話

»

会社を経営していると、会社印(角印)、代表者印(丸印)、銀行印の3点セットは必須です。このような重要な印鑑は、スタンプタイプの簡易印鑑はあり得ません。押印する時は朱肉を使います。

弊社が以前から使っていたのは、業界シェアNo1.のS社の朱肉でした。この朱肉は不満な点が一つありました。押印した時の朱肉の色が水っぽいというか、寝ぼけた感じでした。契約書などで他社の印と並んだ時に明らかに見劣りしていて、気になっていました。

どうにも我慢ができなくなって、買い換えることにしました。S社の最新の製品は改善されているのかもしれませんが、同じ失敗をしたくないので止めました。ネットでマックス株式会社の朱肉は印影がくっきりしていると言う話を見て、マックスの朱肉を試してみることにしました。マックス株式会社はホチキスで有名な事務用品の大手メーカーです。

数軒の文房具店を回ったところ、売り場にあるのはS社の朱肉ばかりで、マックスの朱肉を置いてある店を見つけることができませんでした。朱肉はコンスタントに数が売れるものではないのでしょう。狭い売り場に複数のブランドを置く余裕はないのかもしれません。

結局、リアル店舗で買うのはあきらめて、アマゾンで買いました。

評判通りにくっきりした鮮やかな印影になりました。たいへん満足です。

新しい朱肉に変えてから、なぜか受注件数が増えて、おかげさまで順調に売上を達成中です。※当社比 w

本日の発見:売り場の棚を取れない2番手以下のメーカーの製品にもいい物がある。アマゾンのロングテールの品揃えは2番手以下のメーカーに有効な販路になり得る。

Comment(0)