企業の文書管理をNetCommons(ネットコモンズ)で
先週金曜に開催された無料公開セミナー「コミュニティを活性化させるWebサイトをどう作るか NetCommonsのご紹介」は、連休明けにもかかわらずほぼ定員の参加があり、時間いっぱいまで熱心な質問が続いて盛況でした。参加者の所属は、SI・Web制作会社、学校・教育関係、一般企業と多様でした。
自社内で利用する目的で参加された人が増えたことに、NetCommonsの普及の拡がりを感じました。NetCommonsは外部向けのWebサイトを作る用途だけでなく、内部関係者だけで情報共有するグループウェア的な使い方にも最適です。
株式会社キャッチボール・トゥエンティワン・インターネット・コンサルティング主催のCMSビズは、次回の5月17日で6回目の開催になります。今回のテーマは「ドキュメント管理」です。
スピーカーは、NetCommonsの開発プロジェクトリーダー、国立情報学研究所 社会共有知研究センター センター長/情報社会相関研究系 新井紀子 教授と、NetCommonsをベースにした文書管理モジュール「weko」の開発プロジェクトリーダーで、同じく国立情報学研究所 学術ネットワーク研究開発センター(コンテンツ科学研究系)山地一禎 准教授の二人です。
NetCommonsとwekoの企業での利用の可能性について、講演していただけるそうです。文書管理をどうしようかとお考えの企業担当の方は、参加すると発見があるのではないかと思います。
先日、平成22年度の科学技術分野の文部科学大臣表彰(理解増進部門)の対象として「NetCommonsによる学校および教育におけるICT普及啓発」が選定されました。NetCommons界隈はいよいよ勢いが出てきました。国の予算で開発されたオープンソースソフトウェアNetCommonsに注目です。
CMSビズの詳細とお申込は、http://www.cb21.co.jp/service/cmsbiz です。