【那覇】もったいないから言ってみる
小山 薫堂著「もったいない主義―不景気だからアイデアが湧いてくる!」は、ここ最近の私の愛読書です。普通は一度読んだ本を読み返すことはほとんどしないのですが、この本は何度も読んでいます。小山氏と言えば、映画「おくりびと」の脚本を書いた人として有名です。映画の脚本を手がける前から、放送作家、脚本家、ラジオパーソナリティなど幅広い仕事をしています。
私から見れば、いろいろな分野で活躍している羨ましい人です。「もったいない主義」は、小山氏の発想の秘密が満載でたいへん参考になります。特にすごいと感じたのは、小山氏が「勝手にテコ入れ」と呼んでいるアイデアを考える訓練です。「今のままではもったいないからなんとかできないか」と、頼まれてもいないのに勝手に企画を考えてしまうやり方です。この本を読んで以来、自分の企画力を少しでも鍛えようと、意識して「勝手にテコ入れ」を試しています。
さて、来週は出張で沖縄に行きます。18日の15:00頃に那覇空港に着いて、その日はホテルにチェックインして終わりです。
せっかく沖縄まで行って、この夕方の時間が空いているのはいかにも「もったいない」です。18日の夕方に私とミーティングしたい方を募集してみたいと思います。
急募「18日夕方に空港~那覇市内近辺で私とミーティングしたい人」
こちらから提供できるネタは、NetCommonsやSugarCRMのオープンソースの話があります。他のご要望でもできる範囲で対応します。沖縄の状況をきかせていただけるのも歓迎です。あまり堅く考えず、軽く情報交換できればと思っています。
この本には、小山氏の知り合いが書いた本を電車の中で読んでいる人を小山氏がみかけて、「もし著者に会いたいなら僕がつないであげますよ」と言って名刺を渡した時の話があります。名刺を受け取った人は、結局、小山氏に連絡してきませんでした。小山氏は、連絡があればそこからいっしょに仕事をするとか、おもしろい展開になったかもしれないと残念がっています。それをきいた人は、「その人は、目の前に”どこでもドア”があったのに、開けなかったんですね。なんてもったいないことをしたんだろう。」と言ったそうです。
果たして、沖縄に”どこでもドア”はあるでしょうか。
もし興味がある方がいましたら、弊社ホームページのお問い合わせフォームより、「ブログ見た」とご連絡ください。