NetCommonsプロジェクトの新井教授が日本OSS奨励賞を受賞
情報処理推進機構は日本のOSS(オープンソースソフトウェア)活動の顕彰・支援の一環として、2005年からOSS開発者を表彰する日本OSS貢献者賞を設置し、OSS開発者の育成に取り組んでいます。
今年から過去一年間にOSSの開発や普及に顕著な活躍をした個人ないしグループを表彰する「日本OSS奨励賞」が新設されました。
その第一回目受賞者の一人としてNetCommonsプロジェクト(代表 新井紀子)が選定されました。
日本OSS 奨励賞受賞内容の詳細
新井 紀子(あらい のりこ)氏
OSS の教育用ポータル向けCMS「NetCommons12」を開発、公開した。NetCommons は、CMS、LMS13、グループウェアの機能を備えた統合コミュニティウェアである。2001 年に国立情報学研究所にて開発を開始、2005 年よりOSS として公開、2008 年の NetCommons バージョン2.1 以降は企業からのコード寄付が増大し、機能拡張速度が向上している。2005 年から毎年NetCommons ユーザカンファレンスを開催し、2008 年、2009 年には400 名以上の参加者が集まるなど、その普及の勢いは増している。
2005年の公開から4年、NetCommonsは機能が充実して使いやすいツールになりました。まさに食べ頃です。今回の受賞をきっかけにさらに普及していくと思われます。
NetCommonsは外向けホームページと社内向けグループウェアのどちらにも使える、効果がわかりやすいソフトウェアです。先週NetCommonsの講演をさせていただいた会社では、「さっそく使って試してみたい」というお言葉をいただきました。皆様も、ぜひ、お試しください。
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