オルタナティブ・ブログ > てくてくテクネコ >

顧客サービスとITのおいしい関係を考える

SaaS+仮想化=クラウド?

»

8月28日付日経新聞朝刊に、大塚商会が「クラウドコンピューティング」事業に参入するという記事が載ったことで、大塚商会の株価は年初来高値を更新とのことです。

株価高騰の元になった新聞記事を読みました。記事を見た限りでは、今までSaaSとして提供していた業務アプリケーションを、仮想化したデータセンターで動かすだけにしか見えません。

「SaaSを仮想化するとクラウドになるんだ」と納得しました。クラウドって、簡単ですね。

データセンターが仮想化されているかどうかは、提供者側の話でしかありません。一般利用者側から見ればもはや「クラウド≒SaaS」ですね。SaaSが流行してASPと言われなくなったように、今度はSaaSが賞味期限切れでしょうか。

うちもAmazonでサーバーを借りて、NetCommonsをSaaSして、「クラウド事業に参入」とプレスリリースしてみましょうか。公開会社ではないので、株価は付かないのですけど。

Comment(4)