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インフルエンザに効くネットコモンズ

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釣り気味のタイトルで申し訳ありませんが、インフルエンザが流行して外出できない状況で、NetCommonsによる情報共有が効果的だったという話です。

NetCommonsの公式サイトで、NetCommonsプロジェクトの責任者である新井教授が以下の事例を紹介しています。

NetCommonsユーザカンファレンスでは、全市に導入に着手した時期(注2009年春)にインフルエンザの流行に襲われた神戸市からの報告として、

NetCommonsを早々に導入した学校では、担任の先生が学年の生徒向けにメッセージを流し、それで生徒や保護者が情報を得ることができ落ち着いて事態に対処できた。一方、NetCommonsを導入していなかった学校では、突然の学校閉鎖ということもあり、情報が錯綜した。そこで、全市での導入に加速がついた。

とのお話がありました。

神戸市では、秋からの再流行に備え、8月中に市内全学校(幼稚園含む)に対して、NetCommonsへの移行を完了するよう作業中とのことでした。

NetCommonsは1週間あれば、全市への導入も可能です。

オープンソースであることから、導入費用も安価です。

ライフラインのひとつとして、この秋ぜひNetCommonsの導入をご検討ください。

秋に向かってインフルエンザは確実に拡大しつつあります。今日は8月31日です。神戸市ではNetCommonsの導入が終わって、体制を整えたところでしょうか。

NetCommonsは、ログインしたユーザだけが見ることができる会員ページを簡単に作成できます。NetCommonsのユーザ事例2,000件には、企業でグループウェア的に使われているサイトの数を含まれません。企業内部のことなので、把握できないからです。実際は企業内で使われている事例がかなりの数あるようです。

お客様にNetCommonsをご紹介すると、いろいろな機能があること、それがオープンソースで公開されていることに驚かれることが多いです。高機能で使いやすく、しかも無償で公開されているNetCommons、使わないのはもったいないですよ。

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NetCommonsでどんなことができるのか、興味をお持ちの方は弊社Webサイトにおいでください。

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