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マイクロソフトの強みは同期にある

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8月14日のオルタナブロガー定例ミーティングの講師は、エヴァンゲリオンの使徒、もといマイクロソフトのエバンジェリストの砂金さんでした。先進的なビジョンの映像をいろいろ見せていただきました。

残念ながら私は途中から参加になってしまったので、全貌は方波見さんのエントリをお読みください。

私が感じたのは、マイクロソフトはキーボードとディスプレイが付いた今のパソコンの形に、もはやこだわっていないのだなあ、ということでした。マイクロソフトの立場では、いわゆるパソコン戦線での戦いはすでに決着が付いているのでしょう。今後は携帯端末、ゲーム機、さらにMicrosoft Surfaceのような全く新しいユーザインタフェースを持った機器へと、戦線拡大のようです。

近頃ではマイクロソフト対グーグルで語られることが多いです。私はこの構図は少し違うと考えています。

クラウド、ネットワーク常時接続、ブラウザを基盤としてサーバー側でデータを集中管理するグーグルに対して、マイクロソフトの強みはサーバーだけでなくパソコンに蓄積された大量のデータを、オフライン状態になることを前提として他のデバイスでシームレスに同期させてみせることにあると考えます。サーバーで集中管理することに比べると、仕様や性能の異なるデバイス間でユーザに意識せずにデータを配付・同期することは、より複雑です。新しい会社がこれから新規参入するには、敷居が高い分野です。

マイクロソフトはWindows Mobile、Xbox、Zuneなど、パソコン以外のデバイスをこれまで手がけています。今後はこの経験が生きてくるでしょう。性能や機動力が異なるデバイスが、データ同期によって互いに連携して連合艦隊となった時、新しいマイクロソフトの時代が来ると考えます。

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