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顧客サービスとITのおいしい関係を考える

そういや最近Sunを見ないなあ

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IBMがサンマイクロシステムズを買収する交渉を進めているという報道がありました。IT業界では常に合併・買収話が出ては消えていきます。今回もどうなるかわかりません。

谷川さんが書かれているように、Solaris等のUNIXのサーバは、ユーザが限られるようなったと思います。私がお付き合いさせていただいているお客様は中小企業が多いということもありますが、UNIXを使っているお客様は見なくなりました。

私が初めてUNIXを使うようになったのは、1980年代後半です。DEC VAX11/785に4.2BSDを載せたシステムでした。当時はUNIXやC言語を勉強しようと思っても、限られた書籍しか出版されていませんでした。先日亡くなられた石田 晴久著「UNIX」や、カーニハン&リッチー著 石田晴久訳「プログラミング言語C」は、何度も読みました。

アスキーに転職して、初めてSun 3を見ました。巨大なブラウン管のモニタに、これまた太いケーブルが付いたデカいキーボードがアメリカンでインパクトありました。Sun 3は社内でも憧れの的で、トップクラスのエンジニアが使っていました。私のような普通のエンジニアはSONY NEWSでした。その後、SUN Sparc IPCシリーズが出て、ほとんどのエンジニアが使うようになりました。私は、本体に250MB(250GBではない)の外付けディスクを3段重ねて使っていました。当時の価格で200万くらいだったのではないでしょうか。

最後にSunのサーバを使ったのは、2000年頃です。ソフトウェアの動作検証のために、サンマイクロシステムズからお借りしました。マルチCPUの豪華なサーバで、4,500万くらいと聞きました。

2000年以降は、Windows 2000 Serverが出てサーバとして信頼性が上がる一方、Linuxが次第に頭角を現してきました。今はかなりの大規模システムを、WindowsやLinuxで構築できるようになりました。

UNIXのシェアが小さくなると、UNIXを使える技術者が増えなくなります。SolarisやHP-UXのスキルは、特殊技能になりそうです。これもIT業界の移り変わりでしょうか。

余談です。

「プログラミング言語C 第2版」の表紙は、第1版と基本的に同じデザインです。ただし第1版は中央の赤い「C」の文字が、コンピュータ用の紙テープを折り曲げたデザインになっていたんですよ。今となっては紙テープを知らないエンジニアもいることでしょう。これも時代の移り変わりですね。

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