ノートパソコンを買い換えできない3つの理由
仕事で使っているノートパソコンは、エプソンダイレクトの3年前のモデルです。3年前のパソコンのスペックは、今売られているネットブック並でしかありません。延長保証が切れていることもあって、そろそろ買い換えてもいい時期です。でも、3つの理由でなかなか踏み切れません。
Windows7が出る
Windows7のベータ版を評価をしています。見た目はVistaと同じと言えば同じです。Vistaより動作が軽いような気がします。すでに完成度は高いようです。今年の夏には完成して、来年早々に発売開始と言われています。
この先1年しないうちにWindows 7になるのであれば、今からVistaパソコンを買うのは考えてしまいます。
実際のところ、Vistaでなかったために困ったことはありません。Windowsのバージョンより、MS Officeのバージョンの方が重要です。弊社のように複数のお客様と仕事をすると、お客様がお使いのOfficeのバージョンは、Office 2000から2007までいろいろです。 2007の互換モードで作成したファイルであっても、2000で開くとレイアウトがおかしくなることがあります。最新なら何でも大丈夫というわけにいかない所が困ります。
SSDが安くなる
ハードディスクに替わるドライブとして、SSDに注目しています。速度だけでなく、振動や衝撃にも強そうです。持ち歩きするパソコン向きです。
SSD搭載のノートパソコンは第2世代になっています。個人向けの店頭モデルにもSSD搭載モデルの設定が普通になってきました。1年前に出始めた頃に比べれると、価格はずいぶん安くなりました。買って買えない価格ではないのですが、これまでハードディスクやCD-R0M/DVDドライブなど、ドライブ物の一方的な値下がりを見てきただけに、少し待てばもっと安くなりそうな気がしてしまいます。
WiMAXが気になる
2月26日から、UQコミュニケーションズ株式会社のWiMAXサービスが始まりました。今のところは、サービスエリアは東京23区・横浜市・川崎市の一部だけですが、将来は自動販売機への搭載を検討するなど全国エリアをカバーする予定です。WiMAXの提唱者がインテルということは、今後、無線LAN機能のように、パソコンにWiMAXが標準で内蔵される可能性が考えられます。
USB外付けの通信機器は、ノートパソコンから突き出ます。見た目が美しくないだけでなく、つい引っかけて壊してしまうことが気になります。USBポートを空けておくためにも、すっきり内蔵になると嬉しいです。
余談ですが、UQコミュニケーションズのデータ通信カードは、4種類ともシルバーのデザインです。メインターゲットをビジネス用と考えて、ビジネスでシェアが大きいLet's noteなどの色に合わせたのかもしれません。仕事用ですし、飽きなくていいというのはあるとしても、普通のUSBメモリみたいで、つまらないです。今の時期にWiMAXを試してみるユーザは、かなりの新しいモノ好きのはずです。WiMAXのサービスを差別化するために、USBタイプの通信カードだけでも、”新サービスを使っています"アピールがある目立つデザインにすればよかったのにと思います。
というわけで、3つの理由で「しばらく様子見」を決め込んでいます。
来年あたり、WiMAXが内蔵されたWindows 7のSSDモデルが20万円くらいで出ることを期待しています。