私のいままでで1番”重かった”本
ばんちょう~さんがお題「いままでで1番”重かった”本」で遊んでくれるとの仰せですので、遅ればせながら参加します。
うちの本棚で一番重量があるのは、「家庭医学大全科」です。第2位の広辞苑より重いです。たぶん結婚した時に勤務先が所属していた健康保険組合からもらったと思います。健康保険組合専用のようで、表紙に名前が入っています。
体の部位別に病気と症状が載っています。体の調子がおかしいなと思った時に、どんな病気があるか当たりを付けることができます。さすがに20年近く前の本ですから、今となっては医療の常識も変わっていることでしょう。現時点で下手に使うと、危ない本かもしれません。
中身で一番重い、というか長く読んでいる本は、アルビン・トフラー著「パワーシフト」です。
手元にある本の奥付は1990年12月20日となっています。当時のベストセラーのビジネス書です。新品で買いました。その後で文庫や新書にもなったようですが、今となってはAmazonでも古本でしか買えないくらい古い本です。
18年前の私は20代後半でした。そろそろビジネス書を読まなければ、と思い始めた年頃です。若気の至りで勢い込んで買ってみたものの、単行本で上下2巻のボリュームとひたすら真面目な内容に負けて、下巻に入る前に挫折したような記憶があります。
私はハヤリモノのビジネス書などは1回読んで即ブックオフで処分してしまう性格なのですが、パワーシフトは”読みかけ”扱いで、2度の引っ越しを経てもなぜか本棚に残っていました。
ここ最近になって今後10年の戦略を考えようと思い、「故きを温ねて新しきを知る」ためようやく本棚から取り出しました。前に読んだ内容は忘れていますので、最初から読んでいます。
当時はどうやっても興味が続かないくらい眠かった内容も、今見ればなかなかおもしろいです。今度は最後まで読み切れるでしょうか。
(ちゃんと書きました。ばんちょう~さん、遊んでください。)