なぜか懐かしいマイクロソフトSurface
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5月末にマイクロソフトから「Surface」が発表されました。全く新しいテーブルトップ型のコンピュータです。Surfaceはテーブルの上面がタッチパネルになっています。複数のタッチを同時に扱うことができる点が、従来のタッチパネルにない特徴です。たとえば、ウインドウの右上と左下を指で同時につかんでひっぱると、ウインドウサイズを変える操作になります。
他にも、クレジットカードをテーブルトップに置くだけで決済することもできるようです。
Surfaceは、まずホテルやカジノで使われることになりそうです。来年あたりラスベガスのカジノに行くと、Surfaceを使ったポーカーテーブルがあるかもしれません。
ゲイツ氏自らデモをするくらい気合いの入ったSurfaceですが、日本のニュースでの扱いは地味に感じられます。クレジットカードを置いただけで決済と言われても、すでに電子マネーで日常のものとなっていて、日本では驚きがないのかもしれません。
そして、もう一つ、Surfaceのデザインは前に見たような気がします。
昔流行ったインベーダーゲームは、こんな筐体でした。ゲームをしていない時は喫茶店のテーブルにもなる便利ものでした。同じデザインでポーカーとか麻雀のゲーム機もありました。内蔵の基盤を差し替えると他のゲームもできました。タッチパネルこそありませんが、テーブルトップ型のコンピュータの遠いご先祖様と言えるでしょう。
Surfaceの家庭用モデルは3~5年以内に発売予定とのことです。日本で家庭用を発売する時は、和室で使えるように脚の短い「ちゃぶ台エディション」をお願いします。標準添付のアプリケーションは、日本の伝統ゲーム「花札」で決まりです。
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