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紛争やチェルノブイリとは全く別の顔を持つ多数の天才的IT技術者を輩出したIT大国、ウクライナの真実の姿に迫る。

KSE(キエフ・スクール・オブ・エコノミクス)の客員講師としてWebinarにてAIと日本市場での需要について講演しました!!柴田裕史

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去る4月4日に、ウクライナでAIを教える学科のある3つの大学のひとつであるKSE(キエフ・スクール・オブ・エコノミクス)主催のWebinarで「AIと日本市場での需要というお題で講演をさせていただきました。

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KSEの入居するビル

KSEは筆者がウクライナの拠点長を担当しているAIチームのCTO(技術最高責任者)のオレクサンドルがAIに関する授業をしている関係でお声がかかり、本来ならキエフの自宅から徒歩5分ほどのところにあるキャンパスでの講演だったのがコロナ渦のため急遽でもあるWebinarに変更になりました。元GrammarlyのリードエンジニアでもあるCTOのオレクサンドルはウクライナでも有数のデータサイエンティストとして知られ、数多くのAIに関する論文の執筆や大学の講座を受け持っています。KSEのAIの授業は全て英語で行われ、教授陣も世界各国から招聘されています。昨年の5月22日に執筆したカナダのAI研究の権威アレクサンダー・ロマン博士、トロント大学教授もKSEの講師陣に名を連ねています。

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参考リンク(インタビュー第二弾:トロント大学AI研究の世界的権威 アレクサンダー・ロマン教授 IBMカナダ主席研究員 ウクライナのAIとスタートアップ事情):https://blogs.itmedia.co.jp/technationukraine/2019/05/aiibmai.html

オンライン上で行われたWebinarでは日本のAI需要とその利用についての質問が飛び交い活発な議論が行われました。コロナ渦にも関わらずオンラインにて授業を受けるウクライナの学生の姿にとても励まされました。ウクライナ及び欧米各国ではコロナを機にオンラインへ移行する企業、学校、政府機関が多く出てきており、リモートワーク、リモートスタディのトレンドがますます加速していくことが予想されます。

KSEウェビナーの動画は以下で閲覧可能です:

以上、コロナウイルスの影響で国境封鎖中のウクライナ・キエフからの最新レポートでした!!

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