Visual Studio Test Manager の録画機能を Windows7 x64 環境で使うために
ほとんどニーズがないTipsシリーズ。今回は Test Manager 2010。
Visual Studio 2010 から、テスト関連の機能というか、それを管理する機能等が強化されました。
その中枢を担うのがTest Manger 2010。
Test Manager を利用すればテスト計画、実行、結果等を管理することができます。
結果の管理において、便利な機能として、操作ステップを動画として録画できる機能があるのですが、Windows7 x64 でその機能を利用するには、少々対応が必要なので、メモ。
録画には、裏側で、Windows Media Encoder を利用しているらしいのですが、そのセットアップで少々難が発生します。
まず、そもそも最新のWindows7に古き良き時代のWindows Media Encoder など入っておりませんので録画機能を使おうとすると、
「Encoderがないので使えません!」的なアラートが表示されます。
そのアラートが示すページに移動してみると、
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/dd997558.aspx
Windows Media Encoder をいれろ!と書いてあり、さらに、(Windows7を含む)X64で使いたい場合にもX86(32bit)を入れろと書いてあります。
さらに、インストール後、Hotfixをあてろとも書いてあります。
で、Windows7 x64 にx86 版をインストールしようとすると、
このプログラムは32bit環境しかインストールできません!
的、エラーで、、インストールできず・・・。
ちなみに32bit環境では、Encoder がインストールされていなくても「しれっと」何のアラートもでませんが、32bitインストール後、Hotfix適用(必須)で録画機能が使用できるようになります。
いろいろ調べた結果、
X64環境では、Windows Media Encoder ではなく、Expression Encoder を利用しろ!
とのことで、
標準のエンコーダを切り替えるパッチが公開されているのを発見しました。
というか、USのMSDNドキュメントは更新され、この問題への対応が書かれてました。
http://msdn.microsoft.com/en-us/library/dd997558(VS.100).aspx
これでとりあえずOK。