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長いIT産業の経験の甲斐も無く、成長の無いIT音痴の思いこみと勘違いのなんでもコラム

「犬の生活」どこでもモニタリング?!

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  ここ2日ほど、家族が京都に大文字を見に遊びに行ってしまい、何と、愛犬とタッグで過ごすこととなった。犬バカの主人は、過保護の愛犬「シーザ」の行動がどこか心配で、普段は根岸1丁目に向かう道路を隔てて、JR山手線等を意味もなくモニターしている自宅のWEBカメラを内側に向けて、愛犬の行動を時々出先からモニターしようと考えた。

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  国内の某社から発売されている低価格のWEBカメラだが、ごく最近のルーターなどを使っていれば、殆ど自動設定で、撮影画像の外部への公開手続きなどをやってくれる。筆者の様な素人にはありがたい機能だ。しかし、たった1台のモニターカメラで、それもかなり限られたエリアにフォーカスしてしまった為、主人の居ない家中を我が物顔でウロウロする犬は、滅多にフォーカスゾーンに入ってこない。

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  普段、誰も居ない自宅で飼い犬がどういう行動をしているのか知らない飼い主は筆者も含めて多いだろう。筆者宅の特徴として、過保護のシーザのベッドは、家族の部屋という殆どの部屋にも置いてある。その為か、ヤケに短時間の間にあちこちをウロウロする様だ。また暑い夏とはいえ、エアコンのついているリビングにずっと居る訳ではないようだ。

  一人でモニターしていてもなかなか見つける機会が無く、らちがあかないので、今日だけのゲストIDを作り、女友達3人にWEBカメラアドレスとテンポラリーなID、PWを公開した。小一時間もたたないうちに、前後して彼女たち全員から「シーザ発見!」のメールが到着。無事、筆者も発見して遠隔から撮影に成功した。

  大昔、某最大手通信企業と、国際事務機器公司、某大手広告会社の3社のはみ出し者が晩飯を食いながら、当時、まだ何処にも出現していなかった「生活公開サイト」を思いついたが、「この3社では、実現は絶対に出来ないよね~」なんて諦めたことが懐かしく思い出された。「30万画素だから絶対に何処の誰かも分からない!」な~んて、何人か、モデルのスカウトをして大ひんしゅくをかったこともあった。もちろん、無事、了解を取り付けたこともあったが。。。(#^.^#)

  昔の映画である「トゥルーマン・ショー」でも、既にWEBカメラの具体的な使用例は紹介されていた様なものだったから、誰でも思いつくことではあるが。。。1000万BLOGの1000万WEBカメラ時代、プライベートTV局の爆発の感じかも知れない。情報発信の自由度の拡大と、監視ネットワークの蔓延、、けっこう難しい問題が山積みだ。きっとまだまだ便利な、でも表だってはビジネスになりそうもない怪しいビジネスが続々と出てくることだろう。

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